人々の趣向が
それぞれにあるとき、
わたしは何を探すだろう

今はただ逆らうことなく
同じものを見ているも、
時がたてば
いかようにも
変わる。






事情が変わったと、
友人は答えた。
友人は
その場を立ち退き、
後に残された私は、
「こんなものさ」
と世を嘯く。





世にはばかることはない。
自らの命なのだから。
どう世間をにらんでも、
人はみな、
同じ訳がないのだから。






長野県北安曇郡小谷村千国諏訪神社秋祭りより

祭りの日の思いは、大人になっても忘れることはない